不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/2/5

住団連、「2002年度第4回住宅業況調査報告」発表

  (社)住宅生産団体連合会は5日、会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに実施しているアンケート調査「2002年度第4回住宅市場の業況感(対前四半期の実績及び見通し)」の結果を発表した。

 同調査によると、戸建て注文住宅の今期(2002年10~12月)受注実績指数は、前期(2002年7~9月)に比べ総受注棟数(▲9)、金額(▲11)ともに減少。特に総受注金額については、3四半期連続のマイナスであった。地域別の総受注棟数では、北海道(+5)、東北(+18)、中国・四国(+3)でプラスとなったが、関東(▲29)、近畿(▲48)、中部(▲21)、九州(▲7)とマイナスが多く、全体としてマイナスとなった。
 なお来期(2003年1~3月)は、今期に比べ総受注棟数はプラス(+8)を見込んでいるものの、金額は引き続きマイナス(▲6)となる見通し。
 低層賃貸住宅の今期受注実績は、総受注戸数(今期+8、前期▲11)、金額(同+10、同▲17)ともに前期を大きく上回りプラスを示した。地域別でみると、総受注戸数で北海道(▲49)が大幅な落ち込み、中部(▲5)でもマイナスとなったが、その他の地域でプラスとなり、全体的にはプラスとなった。中でも、東北の増加は顕著で、4四半期連続のプラス。
 来期は、今期に比べ総受注戸数(▲14)、金額(▲11)ともにマイナス転じる見通しで、総受注戸数は全地域でマイナスとなる予想。

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