野村不動産アーバンネット(株)は5日、オ-クション方式による不動産売買サービス「ノムコム・オークション」を8日より開始すると発表した。
同サービスは、買い換えなどで売却を急ぐ希望者の要望に応じ、随時開催するもの。原則として、現地見学を開催し、購入希望者の見学機会を提供していく。なお、オークション開催にあたっては、同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」(http://www.nomu.com/)で告知。入札および開札は各支店を会場に実施するが、まずは東京都江戸川区内のイースト21支店から同サービスをスタートさせ、全支店での展開は4月からを予定している。また、当面はマンション限定のサービスとなるが、将来的には戸建てや土地の売買にも拡大していく考え。
オ-クション方式の不動産売買のメリットについて同社は、成約までのプロセスが明確、かつ取引の透明性が高いことなどを挙げている。また、売却希望者にとっては、成約価格に対する納得性が高く、当初の希望価格を上回る可能性があること、購入希望者にとっては、先着順ではないため検討する時間を十分に確保できるなどのメリットがあるとしている。