日商岩井不動産(株)、トータルハウジング(株)、(株)日本中央地所など計11社による都立大学跡地における集合住宅開発計画「深沢ハウスプロジェクト」が明らかになった。
同プロジェクトは、東京都世田谷区深沢2丁目の駒沢公園の南側に隣接する約4万平方メートルという大規模な敷地に全13棟772戸の集合住宅を供給するというもの。
世田谷区は都内でも有数の公園が多く点在し、森林面積が23区内トップという緑多い環境に加え、深沢2丁目は平均宅地面積が500平方メートルときわめてゆとりのある住宅地。この都内有数の邸宅地に共生調和できるよう、「深沢というアドレスの価値、駒沢公園隣接という価値を生かし、落ち着きのある空気感を大切にしたプロジェクト」(日商岩井不動産東京営業本部副本部長・菅原知氏)を実現した。昼間は敷地を開放、周辺の住民にも敷地の自然を楽しんでもらえるオープンスペースを設けたり、棟ごとに独自性を持たせながらも全体の統一を緩やかに図るなど、周囲の住環境を最大限に生かした計画となっている。
モデルルームは7日より完全予約制にて内覧スタート、3月中旬から第1期販売(100戸)を開始する。専有面積は81.31~140.08平方メートル、予定価格帯は7,000万円台~1億1,000万円台を予定している。建物完成は平成16年6月末、入居は同年8月末を予定。