東急不動産(株)は27日、マスターズ世代(中高年世代)を対象に、高品質かつ加齢にも対応した設備・仕様を無償で選択できるメニュープラン「マスターズ・スタイル・プレミアム」を導入すると発表。こうした試みは分譲マンションで初めてのこと。
「マスターズ・スタイル・プレミアム」では、より安全で快適な空間づくりおよび高品質確保のために、住宅性能表示基準の「高齢者等への配慮」関連項目で等級4を取得。プランニングにあたっては、中高年層にとって現時点での事故や怪我の「予防」と、将来車椅子生活や介護が必要になった場合の「対応」という観点を考慮している。さらに、安全性の確保を基本に「操作性・快適性の向上」「デザイン性・弱握力者への配慮」を踏まえた仕様、設備を採用している。
同社では、同プランをおおむね70平方メートル以上の住戸タイプに設定し、無料で選択できるようにする。まずは、今春販売開始予定の鷺沼(川崎市宮前区)、青葉台(横浜市青葉区)などの東急沿線中心に導入を開始する。