ジャパンリアルエステイト投資法人（JRE）は27日、不動産投資信託（REIT）のための不動産投資物件として、「青山クリスタルビル」（東京都港区）の土地および建物の所有権を3月14日に取得予定であると発表した。
青山通りに面している同物件は、強いオフィスニーズがある青山地区の中でも特に優位性が高く、2001年に大規模リニューアルが完了し設備面が充実していることから、JREはオフィスビルとしての競争力が高いと判断。売り主の（有）恒洋（東京都新宿区、代表：金子修氏）から、76億8,000万円で取得することを決定した。28日に契約を締結、物件引渡しは3月14日の予定。
同物件は、地下鉄3線が乗り入れる「表参道」駅より徒歩2分という利便性の良い立地に建つ、地下4階地上10階建てのオフィスビル。土地面積は989.30平方メートル、建物延べ床面積8,094.36平方メートル、総賃貸可能面積4,916平方メートル。現在、9件のテナントが入居し、取得日における稼働率は100.0％の見込み。
