不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/3/4

マクロミル、「ホームセキュリティに関するアンケート」結果発表

 インターネットリサーチを行なう(株)マクロミル(東京都渋谷区、社長:杉本哲哉氏)は、2003年2月7日・8日にかけて、インターネットによる「ホームセキュリティに関するアンケート」を実施。その調査結果を明らかにした。

 同調査は、1都3県の成人男女を対象に実施したもの。有効回答数は518。
 これによると、「ピッキング」、「カム送り」、「サムターン回し」という言葉を知っているかという質問に対しては、「ピッキング」について「よく知っている」という回答が90%を占め、「聞いたことはある」(9.7%)を含めるとほぼ100%の認知率となった。一方、「カム送り」、「サムターン回し」については、それぞれ45.9%、50.0%の人が「知らない」と回答している。
 自宅玄関のカギに関する質問では、ピッキングやカム送りの対策済みのカギかどうかについて、「対策が施されていないカギであることを知っている」という回答が45.2%。その中で、カギの交換予定を尋ねたところ、最も多かったのは、「交換するかどうか、迷っている」(41.0%)との回答であった。
 また、警備会社との契約については、「契約していない」(90.9%)がほとんど。今後の契約意向についても、「個人でできる範囲の対策をしていれば大丈夫」という回答が44.4%と最も多く、契約の必要性を感じながらも、契約を迷っているケースも28.2%みられた。
 さらに、警備会社と契約していない人に対し、住宅侵入対策をしているかどうか尋ねたところ、「対策はしていない」という人が67.7%にのぼった。検討中の対策としては、「ドア・窓のカギの交換」(26.6%)が最も多く、次いで「ドア・窓の補助キーの設置(ダミーも含め)」(16.3%)、「サムターンキャップ・カバーの設置」(12.2%)。一方「対策している」人の具体的対策内容は、「ドア・窓の補助キーの設置(ダミーも含め)」が50.9%、「ドア・窓のカギの交換」が23.6%、「格子の設置」が20.0%という結果となった。

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