不動産ニュース / ハウジング

2003/3/14

エス・バイ・エル、新社長に渡瀬淳一氏が就任

 エス・バイ・エル(株)は14日、同日開催の取締役会において代表取締役の異動を決議・4月1日付けで、現社長の小堀東氏に代わり、現専務取締役・専務執行役員の渡瀬淳一氏が新社長に就任することを発表した。

 4月1日付けで行なう代表取締役の異動は次の通り。現代表取締役会長(CEO)の中島昭午氏が代表取締役(CEO)に、現代表取締役社長(COO)の小堀東氏が取締役会長に、現専務取締役・専務執行役員の渡瀬淳一氏が代表取締役社長(COO)に就任する。今回の異動決議は、経営環境の変化に即応し、4月1日からの新年度より新体制のもとで経営構造改革を推進、業績を回復すべく決定したもの。
 なお、新社長に就任する渡瀬氏は、関西大学経済学部を卒業後、1960年に(株)富士銀行に入行。同行取締役を経て、1997年に同社常務取締役に就任。その後、専務取締役を経て、2002年6月より現役職に就いている。

 併せて同日、2002年11月19日に発表した2003年3月期通期業績予想(単体・連結)を修正したと発表。

 これによると、単体業績予想については、売上高810億円(前回発表予想850億円)、経常利益▲6億5,000万円(同11億円)、当期純利益▲99億円(同4億1,000万円)に下方修正。
 いずれも下方修正となったが、中でも経常利益については、売上高減少の影響と円高による約8億7,000万円におよぶ為替差損が発生したため予想を下回る見込みに至った。また、当期純利益については、資金の健全化・流動化および有利子負債圧縮を目的にさまざまな施策を実施。結果、「投資有価証券売却損」「投資有価証券評価損」「関係会社株式評価損」「貸倒引当金」「法人税等調整額」の計上等により、予想を下回る見込みに至ったものとしている。
 単体業績の下方修正に伴い連結業績予想も修正。売上高1,030億円(前回発表予想1,080億円)、経常利益▲10億円(同18億円)、当期純利益▲68億円(同5億7,000万円)に下方修正した。

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