ネットワーク・ソリューションプロバイダーの(株)ネットマークス(東京都港区、代表取締役社長:長尾多一郎氏)は、集合住宅向け高速インターネットシステムの提供を、4月より本格展開する。
同社の提供するサービスは、高速インターネットシステムの構築から保守、サポートまでを一括提供するシステム。これまで蓄積してきたネットワーク構築技術および運用監視技術をベースに、新築マンション向けには、光ファイバー100Mbps回線を利用した高速LANを構築し、イーサネットによる高速インターネット接続を提供する。また、既存物件には、既設の電話線を利用し配線コストを低減した住友電工ネットワークス製の高速VDSL方式(約50Mbps)を採用し、高速インターネット接続を実現する。
システム構築後は、24時間365日対応のヘルプデスクとオンサイト保守により、迅速な対応およびサポートが可能。また、VPNを利用した遠隔地からの監視サービスも合わせて提供することで、万一のシステム障害が発生した場合、その利用停止期間を最小限に抑えることができる。
入居者の利用料金は1戸あたり月額1,800円程度。同料金には、プロバイダー利用、回線費用、保守サポート、監視サービスなどのすべてのサービスが含まれる。また、物件専用ホームページも併せて提供する。
2002年度の実績は約1,500戸。本格参入となる2003年度は、5,000戸、3億円の売上げをめざす。