住まい・リフォームの情報サイト「HomeClip」を運営する(株)ホームクリップ(東京都世田谷区、代表取締役社長:下川啓幸氏)は、2001年5月から2003年1月にかけて、同サイトでのリフォーム商談利用者および工事完了者を対象にアンケート調査を実施。リフォームを検討しているユーザーの動向をまとめ、発表した。
それによると、リフォームを検討する際に見積りを依頼した会社数は、サンプル数1,689件のうち、1社が512件ともっとも多いが、全体の52%が3社以上に見積りを依頼していることがわかった。リフォーム会社選定理由としては、「近所」であることや、「ユーザーの評価点」が多くあげられた。
商談内容の内訳については、単独部位ではなく「居室・内装」といった複合の部位での商談が多く見られ、成約金額は平均143万円。100万円以上での成約が約4割と予算規模の高さがうかがえる結果となった。
また、次回の利用についても、「再度相見積もりをして」リフォームしたいという意向が6割以上を占め、一般消費者のリフォーム会社選びにおいてのインターネット利用およびニーズの高さ、相見積もりという行動が定着しつつあるという結果が明らかになった。