(社)日本ツーバイフォー建築協会は28日、新年度より「ツーバイフォー住宅市場拡大と会員増加戦略」と銘打って、市場と会勢の拡大運動を展開することを発表した。
運動推進の具体的なツールとして、ツーバイフォー住宅の品質・性能の高さを分かりやすく解説し、協会および会員が実施している品質確保や技術開発等の事業活動の紹介を盛り込んだ工法PRリーフレットを作成。今後、広範囲に配布していく。また、協会ロゴマークを改定し、会員であることが一目で分かるようなデザインの会員証プレートを会員向けに配布。ユーザーに対しても積極的にアピールをしていく考えだ。なお、新ロゴマークは、世界的にも有名な矢荻喜従郎氏のデザイン。
年々厳しさを増す住宅業界にあって、ツーバイフォー住宅は着実にシェアを拡大。こうした状況を同協会では、ユーザーのツーバイフォー住宅支持率が現実の供給率に比べ高いこと、また、ツーバイフォー住宅の建設を手がける業者数が全国的に拡大していることなどを挙げている。そこで今回、こうした傾向をさらに強めるべく、市場および会勢の拡大運動を展開することを決定した。
そのため、平成15年度に限り、本・支部の入会金を無料とすることを決定。協会ホームページ等からの入会資料の請求会社に対し、きめ細やかなアプローチをしていくとともに、既存会員からの入会勧誘も強化していく方針だ。また、友好団体等へも協力を求め、当該運動の周知を図り市場拡大、会員増加をめざす。