不動産ニュース / 開発・分譲

2003/4/4

三井不動産、2003年3月末の投資有価証券評価損を公表

 三井不動産(株)は4日、2003年3月末時点での時価のある投資有価証券の評価損を算出し、その結果を明らかにした。

 これによると、2003年3月末時点における投資有価証券評価損の総額は200億8,100万円となった。また2002年3月期末の純資産額は6,296億200万円、2002年3月期の経常利益額は457億6,400万円、当期純利益は85億4,900万円となった。
 今回算出した評価損については、2003年3月期の特別損失として計上する予定で、このうち56億9,000万円については中間期に特別損失として計上している。

 なお同社は同日、業績の動向および投資有価証券評価損などを踏まえ、2002年11月8日の中間決算発表時に公表した2003年3月期通期業績予想を修正した。
 今回発表された当期単体での業績予想数値は、純利益が110億円(前回発表予想195億円)に修正。売上高・経常利益はともに変動はなかった。
 また当期連結での業績予想数値は、売上高1兆940億円(前回発表予想1兆1,000億円)、当期純利益220億円(同330億円)に修正された(経常利益は変動なし)。
 修正の理由として同社では、当期連結の売上高について、連結子会社の三井ホーム(株)の通期業績予想修正を織り込んだことをあげている。また、当期純利益については、単体で上記上場株式の減損による特別損失▲200億円などにより修正されたものであり、連結については上場株式の減損に加え、三井ホームの業績予想修正に伴い、修正となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。