不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/4/14

東日本レインズ、3月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は11日、首都圏における2003年3月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,643件(前年比1.34%増)と前年比で3ヵ月連続の増加。新規登録物件数についても8,371件(同10.61%増)と8ヵ月連続の増加となった。また、成約物件平均価格についても2,006万円(同2.90%増)となり、前年比で前月のマイナスから再びプラスに転じている。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.89万円となり、前年比で1.95%増、前月比も2.91%増で、いずれも再びプラスに転じた。
 戸建住宅の成約件数は1,205件(同3.97%増)で2ヵ月連続の増加。新規登録物件数についても、5,480件(同3.07%増)となり、13ヵ月ぶりに前年比でプラスに転じた。成約物件平均価格は3,474万円(同▲1.59%)、新規登録物件の平均価格は4,157万円(同▲0.66%)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は386件(同13.53%増)。成約物件の平均価格は2,968万円(▲6.06%)と5ヵ月連続の減少となったが、前月比では4.82%増となり再びプラスに転じた。なお、新規登録件数は2,145件(同▲1.79%)、平均価格は3,047万円(同▲6.19%)であった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆