不動産ニュース / 開発・分譲

2003/4/14

野村不動産とIPR、YBPで「1ギガバックボーン・サービス」をスタート

 野村不動産(株)と、ソフトバンクBB(株)(東京都中央区、代表:孫正義氏)の100%出資子会社で第1種電機通信事業者の(株)アイ・ピー・レボルーション(東京都港区、代表:真藤豊氏、以下IPR)は14日、野村不動産が展開する「横浜ビジネスパーク」(横浜市保土ヶ谷区、以下YBP)のテナント向けに、IPRの100Mbpsインターネット接続サービスの提供を4月1日よりスタートしたと発表した。

 YBPは、野村不動産が1990年に「豊かなビジネス環境の創造」をめざしオープンした大規模ビジネスパーク。総開発面積は約13万1,000平方メートル、延床面積は約24万平方メートルで、合計9棟からなるインテリジェントビル群、商業施設棟、スポーツクラブとで構成。総テナント数は98社、就業人口は約8,000人を数える。
 YBPでは従来、通信キャリア6社が光ファイバーの直収を完了していることに加え、野村不動産がプロバイダーとなる専用線インターネットサービス「YBPネット」を提供してきていたが、今般、同サービス開始に伴い、YBPネットのメニューを一新。IPRが提供する100Mbps常時接続サービスをYBPネットのメニューとして提供を開始する。
 さらにIPRは、アクセスポイントをYBP内に設け、YBPネット専用の光ファイバーによる1Gbpsのバックボーン回線を接続。これにより、テナント企業は数十台、数百台のパソコンを接続してもストレス無くインターネットを使用できる環境を確保。大容量データの送受信やストリーミングの配信、ブロードバンドを活用したテレビ会議などを利用することができ、通信費や時間の削減など、ビジネスの効率化を図ることが可能となる。また、YBPの各オフィスビルには、屋内配線設備が既に整えられているため、サービス導入にかかる工事費用および期間は大幅に短縮できる。

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