三井ホーム(株)は23日、企画型商品の「VARIO(バーリオ)」をリファインし、5月1日から発売開始すると発表した。
同商品は、敷地条件に合わせ、これまでよりも小さい面積帯(25~30坪)を充実するとともに、リビングやダイニングから直接2階に上がるプランや、2階リビング、2階浴室、リビングに隣接する多目的な和室、2台駐車スペースなど、主に35~40坪の敷地から考えた55プランを提案、商品化したもの。外観は、南欧風の「ポートタイプ」、都会的な「タウンタイプ」、伝統的スタイル「ビレッジタイプ」の3タイプを用意した。
また同商品では、厳選した仕様をパッケージしており、キッチンの使いやすさ、コストを変えずに収納量2倍を実現するワイヤークロークを採用した収納力の向上、テレビドアホンやピッキング対応の玄関ドアを標準設定するなど防犯対策に配慮、情報化配線を標準装備するなど仕様・設備のグレードアップを図り、ターゲットとする30歳代を中心にコストパフォーマンスの高さを訴求していく。
価格(三大都市圏価格)は、29坪ポートタイプ1,388.9万円(坪単価47.8万円)、36坪ポートタイプ1,632.6万円(坪単価45.1万円)、40坪ポートタイプ1,713.0万円(坪単価42.2万円)など。販売エリアは沖縄および一部の寒冷地・多雪を除く全国で、初年度500棟の販売をめざすとしている。