住友林業(株)が100%出資する住友林業ツーバイフォー(株)(東京都中央区、社長:中原英夫氏)は、都市型3階建住宅「MAJESTY(マジェスティ)」を4月26日より新発売した。
同商品は、高級材として知られるチークやマホガニーといった素材を内外装に使用、内壁にも超湿・脱臭機能に優れた中霧島壁を使用するなど、素材を生かした造りが特徴。「都市の暮らしにゆとりと安らぎを与える間取り」として、ユニバーサルデザインの概念を取り入れた構造で、住宅性能表示制度の「高齢者等への配慮に関すること」の最高等級5にも対応。リビングとダイニングを吹き抜けでつなげたオープンプランや車2台の並列駐車が可能な駐車スペースなども付け、都市型でありながらゆったりとした空間を実現している。
また、独自に開発した外断熱「フルセーブ工法」は、構造躯体の外側に断熱材を施工、外壁、天井、床を断熱材で包み込む工法で、均一で効率のよい断熱効果を得られる。ツーバイフォー工法独自の強い枠組構造に加え、床には床剛性を高める構造用合板を使用するなど、床と外壁をしっかり固定することで高い耐震性と耐風性を実現した。
価格は3.3平方メートルあたり75万円台から。首都圏と近畿圏で販売、初年度50棟を目標としている。