世界最大規模の物流施設ネットワークと物流サービスを提供するプロロジス(アジア地区本社:港区東新橋、ファーストヴァイスプレジデント:山田御酒氏・三木真人氏)は2日、松下ロジスティクス(株)(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:河上英二氏)向けに開発した物流施設「プロロジス・パーク浦安」(千葉県浦安市)の竣工式を行ない、同時に稼動開始を発表した。
「プロロジス・パーク浦安」は、敷地面積約4,850坪、延床面積約8,750坪を誇る6階建ての大型物流施設。トラック荷役用ドックを2基、大型貨物車58台が停車可能なバース、そして搬入・搬出作業用の標準作業貨物エレベーター5基(積載3.5トン)を備えており、賃貸先の松下ロジスティクスのニーズを踏まえたダイナミックな造りとなっている。
同社にとって「プロロジス・パーク浦安」は、昨年10月に東京・新木場で稼動を開始した物流施設に続く国内第二号案件。日本企業向けでは始めての施設となる。竣工式後の直会の席で山田氏は「日本で商売をする上で今回の取引は大変意義のあること。今後のテナントサービスについても誠心誠意で対応していきたい」と述べた。
同社では現在、北米、欧州日本に展開する67拠点を通じて多くの物流施設を所有・管理・開発しており、今回の案件で1,701棟目を数える。現在、日本国内では3棟の施設開発が進行中、年内にはさらに3~5棟の開発をめざしていく。