不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/5/6

NS不動産インデックスによる「東京圏の2003年第1四半期地価動向」発表

 (株)ニッセイ基礎研究所と(株)三友システム不動産金融研究所は、共同開発した不動産インデックス「NS不動産インデックス」による2003年第1四半期(2003年1~3月分)の東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の最新地価動向を発表した。

 これによると、1994年第2四半期を1とした東京圏の2003年第1四半期の住宅地指数は0.634の水準となり、前期(2002年第4四半期)と比べ▲1.7%。商業地は0.399(2.4%上昇)となり、全体平均では0.540の水準となった。
 また、過去1年(2002年第1四半期から今期まで)の東京圏の地価変化率は、住宅地が▲5.0%、商業地で▲2.7%、全体では▲4.4%となった。
 前期比では、住宅地で▲0.4ポイントと悪化したが、商業地では2.3ポイント改善。住宅地の下落率がわずかながら拡大しているものの、商業地の下落率が縮小をみせ、6四半期ぶりに商業地の下落幅が住宅地の下落幅を下回った。
 都県別に前年同期比をみると、住宅地では5%程度の下落率が多いのに対し、商業地の下落率は3%程度が多くを占めた。住宅地では、三期ぶりに下落となった東京都心部を含め、全てのエリアで地価が下落。一方、商業地では、全エリアで地価が横ばい、または上昇している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。