日立キャピタル(株)(東京都港区、取締役社長:村田嘉一氏)は、住宅事業拡大の一環として、積水ハウス(株)および大和ハウス工業(株)と合弁で、住宅金融会社「日本住宅ローン(株)」を設立した。
新会社は、本店を東京都文京区におき、代表執行役・執行役社長には大垣尚司氏(立命館大学法学部教授)が就任。資本金は20億円で、日立キャピタルが50%、積水ハウスが25%、大和ハウス工業が25%。2003年5月14日に設立、同年10月1日より営業開始予定。
住宅金融公庫が実施予定の証券化支援制度を活用した安定的な住宅ローンを提供していくと共に、住宅取得に関する資金の貸し付けを実施していくとしている。また、今後広く有力ハウスメーカーに「日本住宅ローン(株)」への参加を求めていく方針。