スターツ(株)は12日、同社FC店「ピタットハウス フランチャイズチェーン」2003年度年次総会を開催した。
年次総会の第一部では、同社ピタットハウス(PH)本部取締役本部長・寺本高廣氏より「スターツグループの動きならびにFC展開の進捗状況と今後の展開」について説明がなされ、第32期PH事業部の運営方針や研修スケジュールなどについて紹介された。
今期は直営15店舗新規出店や、新ASV体制の機能向上として、直営・FC店を含めて地域をまとめるブロック長を設置。また、売買専門部署「城南PH販売センター」を新設することで、ノウハウの蓄積や専門スキルの向上を図り、強みの賃貸に加えて売買も強化し、営業力の向上をめざした。
このほか、「顧客満足」をテーマに、既存の研修センター敷地内に、模擬店舗「ピタットハウスカレッジ」を開設。より実践に近い形式で研修を実施することで、社員個人の意識・スキル・知識・人間性などを研磨徹底させ、人材育成に力を注いでいくという。
寺西氏による説明の後には、スターツグループ代表取締役会長兼グループCEOの村石久二氏に対しての「社員の定着率を良くするためには」「経営のトップとして心がけていることは」といった質問形式での懇談の場も設けられ、続いて第二部では親睦パーティーが開催された。