ダイビル(株)は15日、「2003年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は208億3,900万円(前期比▲1.5%)、営業利益は82億800万円(同1.1%増)、経常利益は70億8,000万円(同2.1%増)、当期純利益は36億1,600万円(同▲2.3%)であった。
また、当期連結業績(対象社)の売上高は227億1,600万円(前期比▲1.6%)、営業利益は84億9,700万円(同1.2%増)、経常利益は73億1,900万円(同1.3%増)、当期純利益は38億3,900万円(▲0.5%)となった。
当期は、この数年の新規投資、特に2000年2月購入の「新宿ダイビル」(東京都新宿区)や同年5月竣工の「梅田ダイビル」(大阪市北区)、2001年2月購入の「芝ダイビル」(東京都港区)、2002年3月購入の「エステートなにわ筋」(大阪市西区)の4棟が一貫して満室を維持、収益に大きく寄与した。
また2002年2月に買受者に選定されスタートした「秋葉原開発プロジェクト」(東京都千代田区)についても、2003年5月の着工に向け計画は順調に進捗、テナント誘致についても積極的な活動を展開している。
なお次期見通しについては、売上高221億円、経常利益36億円、当期純利益21億円を見込む。