不動産ニュース / 開発・分譲

2003/5/16

ユニバーサルホーム、「2003年3月期決算」発表

 (株)ユニバーサルホームは、「2003年3月期決算(単体・連結)」を発表した。

 それによると、当期単体業績の売上高は16億9,200万円(前期比▲23.1%)、営業利益は1億5,800万円(同▲38.4%)、経常利益は1億6,400万円(同38.1%)、当期純利益は7,300万円(同▲44.5%)であった。
 また当期連結業績(対象1社)の売上高は16億9,200万円(前期比▲31.1%)、営業利益は1億5,300万円(同▲42.2%)、経常利益は1億5,900万円(同▲42.4%)、当期純利益は6,900万円(同▲50.4%)となった。
 同社では、既存モデルハウスより「熱強の家」への改装を促進。開発強化を行なった販売促進ツールの販売額も既存店ベースで前年同期比10.2%増となったことにより、既存店ベースの来場者数は前年同期比2.9%増、上棟棟数は同22.9%増と1店舗当たりの生産性は向上したとしている。しかし、未オープン加盟エリアの整理等の影響で、加盟店数171店(前年同期比▲12.3%)オープン店数148店(同▲0.7%)、契約棟数3,032棟(同▲22.1%)、上棟棟数は2,258棟(同▲24.3%)となった。また、第1四半期にロイヤリティの減額を実施していたことから、減収減益となったものとしている。
 次期については、2月に発売された『Class ONE』を主力商品として、TVCM等を駆使し、『熱強の家』の認知度およびブランドイメージ向上を図る。さらに都市型新商品の開発にも取り組み、加盟店数175店(前年同期比2.3%増)オープン店数160店(同8.1%増)、契約棟数3,130棟(同3.2%)、上棟棟数は2,450棟(同8.5%増)をめざす。その結果として、売上高は22億2,000万円(前期比31.1%増)、経常利益2億5,000万円(同56.6%増)、当期純利益は1億3,200万円(同91.2%増)を予定している。

 会見の席で同社代表取締役の加藤充氏は「他社は低価格競争となっているが、当社は商品の差別化で勝負をする。「天然床暖房」の『熱強の家』は床を密封する状態になることから、シロアリの被害もなく、耐震性も向上する。それらの魅力をアピールしていきたい」と語った。

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