不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は22日、首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が48,870件(前年同月比15.5%増)で23ヵ月連続で過去最高を記録した。一方、事業用は6,761件(同▲12.1%)と前年同月比で6ヵ月連続のマイナスとなった。
1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,630円(前月比▲1.1%、前年同月比7.3%上昇)、アパートは2,040円(同▲2.9%、同3.0%上昇)であった。
1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.32万円(前月比▲0.4%、前年同月比▲1.0%)、アパートは6.73万円(同1.7%上昇、同▲1.6%)となった。
居住用賃貸物件成約数は15,152件(前年同月比▲5.1%)で、再び減少に転じた。地区別では、東京23区が4ヵ月振りに減少。神奈川・千葉も減少した。
また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,550円(前年同月比2.8%上昇)、アパートは2,170円(同2.8%上昇)。1戸あたりの成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.91万円(同▲3.6%)、アパートは6.60万円となった。