(株)長谷工コーポレーションは22日、「2003年3月期決算(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は3,652億4,200万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は188億200万円(同19.1%増)、経常利益は135億2,500万円(同7.9%増)、当期純利益は40億2,700万円であった。
当期連結業績(対象22社)の売上高は4,538億6.300万円(前年同期比1.6%増)、営業利益257億6,300万円(同20.7%増)、経常利益は159億7,700万円(同19.1%増)、当期純利益は50億2,100万円であった。
当期は、建設事業部門で、大規模マンション工事が好調であり、「ビッグオレンジ(横浜市栄区)」「深沢ハウス(東京都世田谷区)」など23件を受注、「ラムーナ横浜戸塚(横浜市戸塚区)」「エールグランド千里塚(大阪府吹田市)」など26件が竣工したことから増収増益となった。また賃貸および管理業部門では、市場賃料の低下や賃貸借契約の解約により賃料収入が減少したものの、稼働率の向上および適正利益の確保を推進した結果、前期比4.1%の増益となった。
なお次期見通しについては、引き続き「中期3ヵ年計画(ナビ21)」の達成を最重要課題として取り組み、収益力の強化および財務体質の早期健全化を図るとしており、単体で売上高3,830億円、経常利益270億円、当期純利益70億円、連結で売上高4,800億円、経常利益320億円、当期純利益165億円を見込む。