不動産ニュース / 開発・分譲

2003/5/27

サンケイビル、「2003年3月期決算」発表

 (株)サンケイビルは23日、「2003年3月期決算(連結・単体)」を発表した。

 それによると当期単体の売上高は124億1,400万円(対前期比3.6%増)、営業利益は25億6,400万円(同7.1%増)、経常利益は17億1,500万円(同11.5%増)、当期純利益は8億1,400万円(同38.2%増)となった。
 当期連結の売上高は186億6,200万円(対前期比▲2.7%)、営業利益は26億3,800万円(同2.4%増)、経常利益は17億8,700万円(同3.7%増)、当期純利益は8億1,800万円(同21.6%増)となった。
 部門別にみると、不動産賃貸事業においては、東京サンケイビルグランドオープンに伴う営業開始や、貸会議室事業の譲り受けによる収入増もあり売上高121億2,950万円(対前期比5.5%増)、営業利益25億6,376万円(同6.9%増)であった他、その他事業では売上高10億39万円、営業利益1,998万円で増収。しかしながら、全般的な設備投資の抑制やビル管理コスト削減要請により、建築内装事業およびビル管理事業においては苦戦を強いられ、建築内装事業では減収減益の売上高23億1,745万円、営業利益3,899万円、ビル管理事業でも減収減益の売上高18億8,119万円、営業利益1億2,694万円であった。
 次期の見通しについては、従来の賃貸事業で収益の維持確保に努めるとともに、収益基盤の確率にむけマンション分譲事業の具体化、プロパティマネジメント業務の獲得、また各セグメントの効率的な組織体制で外部への積極営業と経費の効率化などにより売上高183億円、営業利益26億5,000万円、当期純利益9億7,000万円を見込む。

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