ダイア建設(株)は27日、「2003年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は766億9,400万円(前期比▲42.2%)、営業利益は▲6億6,500万円、経常利益は▲44億4,100万円、当期純利益は▲957億8,300万円であった。
一方、当期連結業績(対象13社)の売上高は1,045億1,200万円(前期比▲33.9%)、営業利益は▲4億1,200万円、経常利益は▲56億7,200万円、当期純利益は▲887億5,400万円となった。
当期は、大型物件の販売などにより、新規販売戸数が前期比3%増の3,743戸となったものの、大量供給による競争激化により契約が低迷。さらに近隣問題等から、9物件の竣工時期が遅延することとなった。
また当期において、特別利益としてサーベラス・グループからの債務免除益1,047億1,200万円を計上しているが、2003年5月に発表した3ヵ年計画「ダイア・リバイバル・プラン」の実施にあたり、固定資産評価損等の特別損失1,722億2,500万円を計上したことにより、上記業績となった。
なお次期については、「ダイア・リバイバル・プラン」の完遂に取り組み、売上高1,400億円、経常利益55億円、当期純利益400億円を見込むとしている。