不動産ニュース / 開発・分譲

2003/6/4

ダイナシティ、フィットネス事業に参入

 (株)ダイナシティは、同社グループの新規事業開発を担う子会社である(株)ダイナミックキャピタルインベストメント(東京都港区、代表取締役社長:奈良篤氏)を通じて、フィットネス事業を運営する(株)ワークアウトワールド・ジャパン(神奈川県横浜市、代表取締役社長:増田秀俊氏)の第三者割当増資の引き受けを実行。大口株主となるとともに、ワークアウトワールド・ジャパンと業務提携し、フィットネス事業に参入した。

 同社では、コアビジネスであるジュニアファミリー向けマンション分譲事業の顧客層とリンクし、かつ相乗効果が見込める周辺ビジネスを積極的に事業展開していく方針を固めており、今般、同社ブランドである「デュオ・スカーラ」「ディナ・スカーラ」「デューク・スカーラ」のマンション既存購入者層および潜在購買層と、フィットネスクラブの想定対象会員層の年齢や性別、ライフスタイル等が重なっていると判断。5月30日付けでワークアウトワールド・ジャパン社との全面的な業務提携契約を締結し、フィットネス事業に参入することとした。
 事業展開にあたり、運営母体としてダイナミックキャピタルインベストメントの100%出資による新会社「(株)ダイナミックスポーツ(仮称)」を6月中旬にも設立。第1号店を2003年10月初旬を目処にオープンさせる。
 出店候補地は、東京都心のオフィス街、および東京郊外の住居地域の2パターンを想定。最寄り駅より徒歩5分圏内の好立地への出店を計画しており、原則的に同社マンション分譲地(分譲予定地含む)の近隣に出店する。なお、店舗形態については、ワークアウトワールド・ジャパン社の方針に基づき、プールを併設しないジム・スタジオ型の店舗を計画。プールを併設しないことで、初期投資額が低水準に抑えられるとともに、出店テナントを選べる自由度が増すため、好条件・好立地においてスピーディーな店舗展開が期待できる。
 今後3年以内には10店舗以上を出店、売上高40億円、経常利益4億円の事業規模を見込む。

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