(株)クボタは5日、タイル・レンガ調およびシンプルデザインを中心とした窯業系壁材および装飾部材の新商品を発売すると発表した。
近年の外壁市場で擬石調デザインの飽和感が見られることや、住宅デザインについてもシンプルさや伝統工法回帰の傾向が見られることを受け、同社ではタイル・レンガ調およびシンプルなデザインを中心とした新商品を考案。今回発売する商品は、塗り壁のような荒いモルタルに石を埋め込んだ同社独自のデザインとなるエクセレージシリーズの『ラピス』、定番人気のタイル・レンガ柄にデザインスプレー塗装やプリント塗装を施した『ダンテブリック』と『ルーセントブリック』、押出製法商品にシンプル柄を採用したセラデールシリーズの『ガレーネ』など6種類。同時にシンプルな外壁材にアクセントをつける装飾部材も2種類増やしラインナップの充実を図る。
これら新商品の初年度年間販売目標は、外壁材合計で109万平方メートル、アクセントパーツは合計25,000本をめざす。