（社）全日本不動産協会（理事長：中林増美氏）は5日、全日本不動産関東流通センターが運営する不動産流通システム「ZeNNET」を、全国の同協会会員支援情報システムの統一サイトとして8月1日を目標に稼動させると発表、記念の式典が開催された。
記念式典には国土交通省総合政策局不動産業課課長の福富光彦氏、（社）全国宅地建物取引業協会連合会会長の藤田和夫氏はじめ多くの列席者を迎え、演壇に立った中林理事長は、「消費者の為によりよい情報環境を」と挨拶、9月に全国宅地建物取引業協会連合会、不動産流通経営協会、日本住宅建設産業協会をあわせた4団体で稼動を予定している「不動産統合サイト（仮称）」に向けて準備が整ったことを表明した。
同協会では会員間情報サイト「Z-reins」、一般消費者向け情報サイト「ZeNNET」の両サイトの総称として「ZeNNET」とし、会員は「Z-reins」の入力画面から一回の物件登録作業で東日本レインズをはじめアットホームやネクストの民間物件情報サイトに登録できる内容となっており、登録した物件は同協会の両サイトならびに、東日本レインズで公開される。また会員の公開指示により、民間物件情報サイトより提携先の一般消費者向けサイト、ヤフージャパン等40以上のポータルサイトへの公開も可能となっている。
