東京都住宅局は5日、平成15年4月期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、平成15年4月の東京都内における新設住宅の着工戸数は、前年同月比20.8%増の1万3,675戸と2ヵ月ぶりに増加となった。
利用関係別では、「持家」が1,761戸(対前年同月比▲3.6%)で2ヵ月ぶりの減少となったが、「貸家」は5,194戸(同0.4%増)で2ヵ月ぶりに増加。このうち公的資金分は1,050戸(同▲11.1%)で4ヵ月連続の減少、民間資金分は4,030戸(同4.8%増)で2001年11月以来連続での増加となっている。
「分譲住宅」は6,670戸(同57.0%増)で4ヵ月ぶりに増加に転じた。このうち公的資金分は1,114戸(同43.9%増)で2ヵ月ぶりの増加、民間資金分についても5,450戸(同59.6%増)で2ヵ月連続の増加となった。
なお、分譲住宅のうち、マンションは4,767戸(同78.0%増)、一戸建住宅は1,862戸(同19.3%増)であった。