不動産ニュース / 団体・グループ

2003/6/17

全日紀尾井町フォーラム、最終取りまとめ『IT化時代において不動産業のあり方を考える』

 (社)全日本不動産協会は17日、同協会が主催する全日紀尾井町フォーラムで6年間に渡って行なわれた「研究プログラム」の最終テーマである、IT化時代に伴う不動産業ビジネスモデルについて取りまとめを行ない、研究報告書『IT化時代において不動産業のあり方を考える』として発表した。

 このプログラムは、同フォーラムの委員長である稲本洋之助氏(東京大学名誉教授)を中心に専門家を招聘するなどして実施され、2002年5月の中間報告以降1年間にわたって検討された。
 主な内容は、不動産取引対象についての情報「デューデリジェンス」や売り買い双方の需要についての情報「マッチング」等が「不動産の商品性を確立させる」とし、その際にITを活用していくことが必要・妥当であるという観点から説明されたもの。具体的には、「IT化が不動産仲介ビジネスに与える影響」や「どのように仲介業務のあり方を変更させるか」、「今後の展望」等。付属資料として「日米比較にみる不動産取引の消費者コストの負担」等が掲載されている。
 なお、同協会によれば、同報告書については、会員に対しての普及に努めるだけでなく、一部会員以外への公開、PRも行なっていくという。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。