不動産ニュース / 開発・分譲

2003/6/19

ロングホーム、低価格な土地付き一戸建て住宅を開発

新商品「アーバンZ」“モントレー”(上)、“ルネッサンス”(下)
新商品「アーバンZ」“モントレー”(上)、“ルネッサンス”(下)

 低コスト・高性能住宅技術を開発し、地場のディベロッパーやホームビルダーに提供する、ロングホーム(株)(東京本部:東京都港区、代表取締役:早川義行氏)は18日、土地付き・鉄筋コンクリートの一戸建て住宅「アーバンZ」を新商品として開発、7月1日から全国発売すると発表した。

 同商品は「アパートの家賃感覚で、気軽に買える家」がコンセプト。一戸建て、マンションの販売価格における土地代の割合は、一戸建てが約60%なのに対し、分譲マンションは30~40%程度。必然的に地価の高い都心部にはマンション購入者が多いのが現状だ。そこで同社では、独自の型枠技術を用いることで、工期短縮および人件費削減が可能な “RC-Zシステム”に加え、隣棟間の距離がゼロでも壁を造ることが可能な“ノンスカフォルド工法(無足場工法)”を新開発し、最大限に土地を有効利用することに成功。販売価格は、3階建て、屋上テラスや駐車場付きで延床面積115.97平方メートル、敷地面積65.77平方メートルの標準タイプで、2,000万円台より(首都圏は3,000万円台程度の予定)と、土地付き・鉄筋コンクリート一戸建て住宅にもかかわらず、35年ローンで均等7万円台~、ボーナス併用で4万円台からの返済額を実現した。
 同商品を扱うディベロッパーやホームビルダーは、現在全国各地に22社あり、同社では今後も優良企業を募集するとともに、会員会社の企画・設計・販売・施工をサポートしていく。会見の席で、早川義行社長は「地域の工務店さんやホームビルダーさんには、当社の技術を有効活用して、今流行の注文住宅だけでなく独自の企画商品を販売するような会社になって欲しい。将来的には大手と戦っていけるくらいの技術を提供していく」と意気込みを語った。
 なお同商品の販売目標は、2003年度300戸、2004年度は1,500戸を予定。

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