住宅リフォーム推進協議会は6月19日に第4回総会を開催し、2003年度の事業計画を決定、明らかにした。
2003年度は、住宅ストックの質の維持・改善を容易に行ないうるように、また消費者が安心してリフォームできる環境整備のため、基本テーマ「安心リフォームの定着」のもとに各専門委員会で積極的に活動を行なっていく。
具体的には、住宅リフォーム減税の要望提出、このたび制定された『住宅リフォーム事業者倫理憲章』やパンフレット「トラブル防止のポイント」、標準契約書式の普及、既存住宅の性能表示制度ガイドの作成・普及など。
赤井士郎会長は、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターと合同会見の席で、「リフォネットに登録する際に同意が必要となる『住宅リフォーム事業者倫理憲章』は、リフォーム業者にとって当然の、消費者に対する責任・社会的義務である。これを広めることにより、業者の意識の向上とともに質そのものの向上を図っていきたい。またリフォネットは消費者にとっての『賢い情報入手の手段』ともなるので、一般に対するアピールも行なっていきたい」と語った。