不動産ニュース / 開発・分譲

2003/7/14

イノスグループ、基幹商品を一新するデジタルフレーム構法を開発

洋風注文住宅「ティーエクセレント」外観イメージ
洋風注文住宅「ティーエクセレント」外観イメージ

 住友林業(株)が資材供給、技術支援を行なっている、全国330社からなるイノスグループではこのほど、新構法「デジタルフレーム構法」を開発、16日より、同グループの基幹3商品である洋風注文住宅「ティーエクセレント」、和風注文住宅「綺羅」、住みながらライフスタイルの変化に対応できる「アイ・ウェイズ」に全面採用、改訂新発売すると発表した。

 同構法は、コンピュータによる設計・製図システム「X-CAD」のデータを基に構造計算の上「構造カルテ」を発行し、さらにプレカットした高性能木材を使用するというもの。今回は、強度・精度にバラつきが少ない高性能部材「PFウッド」を新たに採用した。
 また、これらの部材の品質を支えるため、徹底した検査体制を敷き、材の一本一本を厳格にチェック。目視検査にはじまり、打音式検査、寸法精度検査のほか、15%以下を基準とした含水率測定などの検査を行なう。
 さらに、2階の床には28mm厚の構造用合板を使用し剛床構造とし、新築時の強度と品質が長期にわたって持続する、安心の耐震性を実現している。
 3商品とも、北海道、沖縄県を除く全国で7月16日より発売。木造軸組構法で自由設計対応。3.3平方メートル当たりの本体価格は、「ティ-エクセレント」が39万円台より、「綺羅」が42万円より、「アイ・ウェイズ」が30万円より。販売目標は、年間2,000棟。

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