(株)穴吹工務店は16日、7月1日に施行された建築基準法の改正に合わせ、規制対象部位に国内最高等級の建材を使用し、マンション住戸内の空気環境の性能向上を図っていくと発表した。
具体的には、7月着工物件より規制対象部位である内装仕上げ材すべてにホルムアルデヒドの放散量が極めて少ない素材(表示記号:F☆☆☆☆、制限なしに内装材に使用可能)を採用する。対象商品は、分譲マンション「サーパス」シリーズと賃貸アパート「フォーブル」「フィネス」シリーズ。
同社ではこれまでも、24時間換気システムの標準採用、引渡し前のホルムアルデヒド測定サービスなどを行なってきたが、今回の実施によりさらに住戸内空気環境の性能向上を強化していく方針。