三井ホーム(株)は、都市に暮らす賃貸入居者ニーズにもとづき開発した都市型賃貸住宅の新商品「デザインコート2003」を8月より発売する。
同商品は、首都圏における賃貸専業部門である賃貸住宅営業本部のエリア戦略商品。立地条件と家族構成、賃料設定により、ワンルームの「単身者向けアパートメント」、2LDKを中心とした「家族向けメゾネット」、重層長屋型の「インテルノ」の3形態、7タイプのバリエーションを提案する。
都市で働く単身者向けにワンルームを提案する「単身者向けアパートメント」は、都会的外観デザインのアパートメントタイプで、8戸を基本とし広めの専有面積(9坪)で可動式の間仕切りを設けた「キャリアシングル・アパートメント」(2外観)と、10戸を標準とする「シングル・アパートメント」(1外観)の3タイプを用意。
また「家族向けメゾネット」では、戸建て感覚の内外観デザインとゆとりある空間構成を追求した1棟2戸提案とし、2LDKタイプとして、2人世帯用の「ディンクス・メゾネット」(4外観)、子供のいる家族を想定した「ファミリーモダン・メゾネット」(2外観)、3LDKタイプとして、都市近郊立地を想定した「ファミリー・メゾネット」(2外観)を用意した。
さらに、「インテルノ」では、単身者向け1LDKプランの「シングル・インテルノ」(1外観)、2LDKの家族向け郊外型「ファミリー・インテルノ」(2外観)を用意し、きめ細かなバリエーション提案を行なっていく。
参考価格は「キャリアシングル・アパートメント」が坪単価51万9,000円から。首都圏において販売し、今後提案タイプの拡大を図っていく方針。