不動産ニュース / 開発・分譲

2003/7/23

森ビル、「2003年3月期決算」発表

 森ビル(株)は18日、2003年3月期業績(単体・連結)を明らかにした。

 当期単体業績の売上高は1,465億8,100万円(前期比110.1%増)、営業利益は225億8,800万円(同49.0%増)、経常利益は106億7,000万円(同217.6%増)、当期純利益は15億5,800万円(同▲66.3%)であった。
 また、当期連結業績(対象19社)の売上高は1,578億5,000万円(前期比105.2%増)、営業利益は248億4,700万円(同57.4%増)、経常利益は115億9,000万円(同178.5%増)、当期純利益は30億9,300万円(同▲48.4%)であった。
 当期は、主力である賃貸関係収益において、「愛宕グリーンヒルズ」「六本木ヒルズゲートタワー」の通期稼働、および「元麻布ヒルズ」「泉ガーデンタワー・レジデンス」等の竣工により、前期比13.3%増の670億3,600万円を計上。また、同社がオリジネーターとして設立した大型不動産私募ファンド「森ビル・アーバンファンド」への販売(720億円)が寄与し、不動産販売収益部門でも大幅な増収となった。
 なお次期については、賃貸関係収益部門で「アーク森ビル」「虎ノ門36森ビル」のリニューアル工事による減収要因があるものの、昨年度竣工した「元麻布ヒルズ」等の通期稼働に加え、今期グランドオープンを迎えた「六本木ヒルズ」の新規稼働により、169億6,400万円増となる840億円の増収を見込んでいる。また、「六本木ヒルズ」については、施設運営収益(ホテル、クラブ、展望台、アカデミー等)からなるタウンマネジメント・その他営業収益部門での増収に寄与することも見込まれている。
 以上から、次期業績予想については、連結で売上高1,820億円、営業利益270億円、経常利益130億円、当期純利益50億円となる見込み。

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