不動産ニュース / 開発・分譲

2003/7/24

森ビル、六本木ヒルズ隣接地に幼稚園を開園

 森ビル(株)は23日、宗教法人日本ルーテル教団(東京都千代田区、代表役員:樫木芳昭氏)との共同事業により、六本木ヒルズ南側に建設中の「(仮)六本木ルーテル教会等建替え計画」内に、学校法人アメリカン・スクール・イン・ジャパン・ファウンディションが運営する幼稚園(American School in Japan nursery and kindergarten、以下ASIJ)を2004年1月に開園すると発表した。
 
 同計画は、六本木ヒルズ南側に隣接する日本ルーテル教団「六本木ルーテル教会」の建替えに伴い、教会の新会堂および住宅・幼稚園棟などからなる複合施設を建設するというもの。住宅・幼稚園棟は地上11階地下1階建てで、住宅部分は総戸数22戸、専有面積55~65坪の4ベッドルームタイプをメインとし、外国人ファミリーを主要ターゲットに展開。1階から3階までを幼稚園が占める。
 同社では、同社が賃貸住宅事業を展開する港区が、各国大使館が集積するなど国際性豊かなエリアであり、同社が提供する賃貸住宅入居者の約5割が外国人であることから、日本人はもちろん外国人居住者にとっても快適で利便性の高い生活環境の実現をめざすエリアマネジメントに注力。商業施設をはじめ、医療施設や託児施設などのバイリンガル対応を図っており、今回のASIJの誘致もその一環として行なわれた。
 なお、今後も同社では、国際都市東京において、グローバル化時代に対応する都市(教育)環境および施設の整備を積極的に進めていく考え。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。