不動産ニュース / 開発・分譲

2003/8/5

ダイナシティ、医療関連事業に参入

 (株)ダイナシティは4日、医療関連事業を行なう子会社である(株)メディカルブレイン(東京都港区、代表取締役社長:中山諭氏)を通じて、医療関連事業への参入を決定したと発表した。

 同社では、主要事業であるジュニアファミリー向けコンパクトマンション分譲事業との相乗効果が見込める周辺ビジネスにつき、積極的な事業展開を計画。その一環として、メディカルブレインを通じ、自社ブランドマンション「スカーラ」シリーズの入居者向けに、健康管理および生活習慣病等の予防を目的とするサービスを提供することが、事業拡大に寄与するものと判断、医療関連事業に新規参入することを決定した。
 具体的には、メディカルブレインを運営主体として、有料老人ホーム事業に参入する。第1弾として、現在、東京都文京区本郷3丁目に125室の有料老人ホームの開発を計画。同社の分譲マンション購入者が将来有料老人ホームへの入居を希望した場合には、所有物件をメディカルブレインが買い取り、老人ホームへの入居費用に充当することも可能な体制とする。
 また、1階部分に診療所(クリニック)を設置した「診療所付マンション」の開発も行なっていく予定で、第1号物件として「メディカル・スカーラ根津」(東京都文京区、総戸数103戸)の建設工事に着工。メディカルブレインが診療所の医師の公募等を担当、開業資金等の調達については同社が協力していく。
 このほか、9月1日より、「スカーラ」シリーズの既存物件および新規物件において、賃貸契約者も含めた入居者に対し、24時間フリーダイヤルの電話医療相談サービスの提供をスタート。同社では、これら医療関連事業の積極化を図り、高付加価値サービスのきめ細かな提供を行なうとともに、それぞれのサービスを反映させながら、「ダイナシティブランド」構築をめざすとしている。

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