東急不動産(株)は4日、「2004年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~6月30日)連結業績の売上高は909億600万円、営業利益は2億3,400万円、経常利益は▲19億9,000万円であった。
当第1四半期は、売上高が年間予想額の18%にとどまっており、経常利益でマイナスとなった。しかしながら、売上計上については引渡基準を採用しているため、主に分譲請負・仲介その他セグメントにおいて第2または第4四半期に物件引渡が集中していることなどから、ほぼ想定通りの損益となっている。
なお通期については、5月14日の決算発表時に公表した業績予想に変更はなく、売上高5,100億円、経常利益190億円、純利益40億円を見込むとしている。