不動産ニュース / 開発・分譲

2003/8/5

大東建託、「2004年3月期第1四半期業績」発表

 大東建託(株)は5日、「2004年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。

 当期(2003年4月1日~6月30日)の売上高は633億2,500万円(前年同期比25.7%増)、営業利益は▲2億8,600万円、経常利益は▲1億円であった。
 主力となる建設事業の完成工事高については、対前年同月比34.8%増の441億8,100万円を計上し、通期予想の3,192億円に対し12.9%の進捗。不動産事業の売上高は179億2,700万円(同12.8%増)を計上し、通期予想の771億円に対して23.3%の進捗となった。
 当第1四半期は、賃貸住宅の需要期や入居者の斡旋期間を勘案して完工計画を立てたことから、完成工事高の年間計画に占める割合が小さくなったことで、利益面で損失を計上したとしている。
 なお、通期の業績予想は、売上高4,145億円、経常利益473億円、当期純利益260億円と、おおむね計画通りに推移しており、5月22日に公表した予想に変更はないとしている。
 今後の目標について、執行役員業務本部長の熊切直美氏は「空室数に対して入居斡旋担当者数が追いついていかない。入居者の斡旋力の増幅が大きな課題」と述べた。また、3月末に竣工を迎えた賃貸複合ビル「品川イーストワンタワー」については、「入居率の変化はないが、9月の上旬にはすべてを売り切る予定」(熊切氏)としている。

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