不動産ニュース / その他

2003/8/8

JPR、投資用物件に「名古屋恒和ビル」取得

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は7日、不動産投資信託(REIT)のための投資物件として「名古屋恒和ビル」(名古屋市中区)の土地および建物の所有権を取得することを決定したと発表した。

 JPRでは、地方主要都市におけるポートフォリオの充実を図るべく、同物件の取得を決定。取得価格は45億5,000万円で、恒和興業(株)(大阪市中央区、代表取締役:山本功氏)および恒和エステート(株)(大阪市中央区、代表取締役:桃原英樹氏)から、自己資金および借入金により取得する。取得予定日は9月1日。
 「名古屋恒和ビル」は、2003年1月に竣工した鉄骨造陸屋根地下1階地上11階建ての複合ビルと、1986年竣工の鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺平家建の駐車場とで構成。総賃貸可能面積5,461.90平方メートルに対し、総賃貸面積は4,572.63平方メートル、取得予定日の稼働率は84%。テナント総数は16で、主要テナントとしてジョルジオアルマーニジャパン(株)、(株)ノバレーゼが入居している。

 なお同日、投資物件である「安田生命天六ビル」(大阪市北区)の信託受益権を(株)創建に譲渡することを決定したと併せて発表。
 当該不動産の収益および資産価値の増減等についての予測やポートフォリオ全体の資産構成等を考慮し、地方分散の観点および配当に与える影響等の観点から、今回の譲渡を決定した。譲渡価格は6億円、譲渡益は1億7,823万8,000円。引渡予定日は9月3日。
 同物件の譲渡に伴って得られた譲渡収入については、分配金の原資とするほか、借入金の一部返済に充当する予定となっている。

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