旭化成(株)は8日、「2004年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~6月30日)の売上高は2,592億4,800万円、営業利益は44億1,500万円、経常利益は33億500万円、当期純利益は5億6,000万円であった。
セグメントごとにみると、住宅・建材では、住宅の売上が第2・第4四半期にかたよるという季節的要因によって65億円の営業損失を計上してはいるものの、受注は引き続き増加傾向で推移している。当期受注高789億円(対前年同期比20.3%増)、受注戸数3,861戸(同1.4%増)、また、売上戸数は1,722戸(同0.4%増)、売上高は369億円(同0.5%増)。
エレクトロニクス部門も順調なことから、グループ全体では第2四半期の順調な推移が予想され、中間期の業績予想としては、平成15年5月9日の発表に変更はなく、売上高5,950億円、経常利益210億円、当期純利益は110億円とみている。