スターツ（株）は26日、全国の優良不動産会社とのネットワーク「SEA（シー）ネットワーク」を新たに設立し、設立総会を開催した。
ネットワークの名称である「SEA（シー）」は、「STARTS」「Evolution（発展的な）」「Alliance（提携関係）」のそれぞれの頭文字を組み合わせたもので、「限りなく広い大海原のように発展し、大きな波のようにともに業界をリードしていこう」という意味が込められている。
会員に対しては、ニーズにあった送客を優先的に行なうほか、スターツが持つノウハウや商品、ビジネス情報を提供し、会員からは、同社への送客、同社商品の販売・利用などをしてもらうといったシステム。この他、年2回のイベントや会報紙、事業別テーマ分科会、定期訪問、会員表彰制度、取引条件等の優遇制度などを通して、連携体制を強めていく方針。
会員になるには、賃貸仲介・管理事業を行なっていること、スターツの社宅管理代行事業の業務提携契約を締結することが条件。現段階で入会金は、首都圏・阪神圏・人口100万人以上の都市が10万円、その他の都市が5万円。年会費は当初1年間は無料、将来的には月額1、2万円程度になる予定。8月26日現在、会員数は56社。最終的には300社のネットワークにする予定だという。
