日本ビルファンド投資法人(NBF)は28日、「中目黒GTタワー」(東京都目黒区)において、三井不動産(株)が保有する土地および建物の所有権を追加取得すると発表。
「中目黒GTタワー」は、2002年3月に竣工した開発面積約1.2ヘクタールの街区に立地し、住宅棟とオフィス棟から成る複合ビル。NBFは現在、同物件の区分所有持分(土地:敷地権割合100万分の468,819、建物:区分所有権=事務所棟の登記簿占有面積割合で約59.16%相当)を保有しているが、今回、同物件の資産価値・流動性の向上を図る方針と三井不動産側の売却の意向が一致し、売買の合意に至ったもの。取得資産の所有形態および持分は、土地=所有権(敷地権割合100万分の9,697)、建物=所有権(共有持分100万分の155,553)。取得価格は2億9,300万円で自己資金による取得。引渡しは2003年9月1日の予定。