不動産ニュース / 仲介・管理

2003/9/1

コミュニティハウスコーポ、高齢者向け賃貸住宅「福祉長屋」第2号館募集開始

 コミュニティハウスコーポレーション(株)〈略称:CHC〉(東京都渋谷区、代表取締役社長:世羅健一氏)は、NPO法人市民福祉団体全国協議会
〈略称:市民協〉(東京都港区、事務局長:田中尚輝氏)との協力のもと、首都圏の福祉系NPOと共同で「福祉長屋・コミュニティハイツ事業」を推進している。このほど、コミュニティハイツ第2号館にあたる「アヴェニール竹丘」(東京都清瀬市竹丘)について今月から募集を開始すると発表した。

 コミュニティハイツとは、既存のマンションの1室を福祉系NPOの事務所とし、入居者に対して「見守り生活支援(LSA)」を提供する高齢者向け賃貸住宅。福祉事業と不動産事業が分離・並存していること、60歳以上の方が1人以上いれば、世帯で入居できることなどが特徴。2002年3月に第1号館「アーク東久留米」(東京都東久留米市)で募集を開始、一般世帯の退去順に高齢者世帯の入居を促進した結果、14戸中5戸に高齢者世帯が入居しており、現在は予約待ちの状況となっている。
 コミュニティハイツ事業は、マンションオーナーが再投資を行なうことなく、ケア付高齢者住宅化する新しいタイプの空室対策事業。同社では、オーナーより物件をサブリースし、福祉系NPOとの事業企画・募集等を代行する。
 第2号館となる「アヴェニール竹丘」(47戸)は、清瀬市で家事援助のサービスヘルパー派遣や配食・移送などを行なっているNPO法人ぶなの樹会が担当。介護保険サービスについては西都保険生協の協力を得て、地域の「ヘルパーステーション」「訪問介護ステーション」と連携して対応する。間取りは3LDK、65.81平方メートル。月額費用は家賃10万円・管理費5,000円・セキュリティ費5,000円(CHCと契約)、LSA費1万円(ぶなの樹会と契約)で、入居時の費用は敷金として家賃2ヵ月分、礼金同2ヵ月分、仲介手数料同1ヵ月分。家事援助や介護保険サービスなどについては、それぞれオプションとなっている。

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