不動産ニュース / 開発・分譲

2003/9/2

新日鉄都市開発、東横線沿線最大の新戸建街区「さくらが丘 Issac 日吉」発表

上:こもれび公園から臨む家並み、下:ポンチョミニバス開通式
上:こもれび公園から臨む家並み、下:ポンチョミニバス開通式

 (株)新日鉄都市開発(東京都中央区、代表取締役社長:兵頭義雄氏)は2日、東急東横線エリアで最大規模となる新戸建街区「さくらが丘 Issac(アイザック)日吉」(川崎市中原区・高津区、計画総区画数346区画)を10月中旬より販売すると発表。あわせて同月上旬よりモデルハウス9棟をオープンする。

 「さくらが丘 Issac(アイザック)日吉」は、同社の先端技術研究所跡地約7万平方メートルの戸建て住宅地。首都圏でも人気の高い東急東横線沿線で、最寄りの日吉駅から徒歩18分の好立地。敷地面積125.06平方メートル~158.99平方メートルの346区画のほか、約8,000平方メートルの公園や既存樹を含む約7,000本の樹木に囲まれ、緑豊かな住環境を創造している。「環境・健康・安心」 開発コンセプト通り、ランドスケープデザインや透水性また窒素酸化物浄化効果のある舗装材などにも配慮し、神奈川県内で初めて(財)建築環境省エネルギー機構により「環境共生住宅(団地供給型)」の認定を受けた。また、総合警備保障(株)による、タウン内24時間専属巡回警備体制を導入することとなっており、高度なセキュリティ体制を構築している。
 現在、設計・施工を担当する9社、東急建設(株)、東急ホーム(株)、(株)細田工務店、三菱地所ホーム(株)、三井ホーム(株)、伊佐ホームズ(株)、ミキヤ(株)、大和ハウス工業(株)、三興建設(株)により、50棟の建売住宅を建設中。竣工予定は今月上旬、入居予定は12月中旬より。

 同日、東急バス(株)による、同住宅地と日吉駅を結ぶ「新地域密着型ミニバス さくらが丘線」の開通セレモニーが行なわれた。開業は、9月3日。川崎市立井田病院利用者からバス路線の開通を希望する声はあったものの、この付近の道路は狭く、一部狭隘道路の問題もあることから見送られていた。今回、民間初となる地域密着型ミニバス(愛称:ポンチョミニバス)の路線開通によって、当該住宅地住民のみならず、駅や病院を利用する地元住民の足として期待する声も聞かれる。
 開通セレモニーでは、新日鉄都市開発ソリューション本部長本坂剛氏が「戸建住宅地というだけでなく、地域コミュニティが出来上がっていく発端を担うことができればうれしい」と語り、横浜市会議員の酒井喜則氏は「古くからの樹木などを残しつつ開発をすすめてくれたことに感謝している。地域住民のバス便への切なる希望をかなえてくれたことにも感謝している」と語った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。