不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/9/5

不経研、「超高層マンション市場動向」発表

 (株)不動産経済研究所は3日、全国の超高層マンション(20階建て以上)についての建設実績および計画について調査し、その結果を明らかにした。

 それによると、2003年以降に完成予定の超高層マンションは、全国各都市で449棟13万3,040戸と、前回調査時(2002年8月末時点)と比べ2万6,402戸の増加となった。地域別では、首都圏だけで325棟10万7,553戸を記録し、うち東京23区が209棟7万4,229戸と、全計画の69%を占めた。近畿圏は73棟1万5,989戸、その他地域は51棟9,498戸。
 完成予定年次でみてみると、2003年は96棟2万1,692戸、04年は92棟2万826戸、05年は96棟2万9,029戸、06年は49棟1万5,591戸、07年は69棟2万6,741戸、08年は13棟4,715戸、09年以降は34棟1万5,446戸となっている。
 また、これまでの最高層は「ライオンズスクエアエルザタワー55」(1998年7月竣工、埼玉県川口市、総戸数650戸、(株)大京)の55階建てだったが、東京都新宿区西新宿3丁目再開発において66階建てが計画中であるほか、65階建て、61階建て、60階建てなどの超々高層構想が進行しており、同社では「(超高層マンションは)今後も都市再生特区や大規模工場跡地などで増加していく」と見ている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。