国土交通省は10日、2003年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2003年7月の建設工事受注高は4兆4,717億円で、対前年同月比▲2.7%となった。うち元請受注高は3兆882億円(対前年同月比▲5.2%)、下請受注高は1兆3,835億円(同3.5%増)。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆2,883億円(同▲17.8%)、民間等からの受注高は1兆8,000億円(同6.4%増)であった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)は、同▲20.4%の1兆2,450億円。うち「国の機関」からは2,804億円(同▲37.8%)、「地方の機関」からは9,646億円(同▲13.4%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注額(1件500万円以上の工事)は2,227億円(同▲4.6%)、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,984億円(同▲4.9%)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。