三菱地所グループは、2002年度の環境活動中心に社会活動や経済活動をまとめた「環境報告書2003」を発行したと発表。
2000年に不動産業界としては、初めて「環境報告書」を発行してから4回目の発行となる今回は、環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証を取得した三菱地所(株)住宅開発事業本部、三菱地所コミュニティサービス(株)を主たる記述対象に加え、三菱地所(株)ビル事業本部ビル管理運営部署、(株)三菱地所設計、三菱地所ホーム(株)と併せた5組織を中心に記載している。
巻頭特集は、本年9月に開業1周年を迎えた「丸ビル」をはじめとする「丸の内再構築事業における環境への取り組み」。
環境保全コストは、投資額14億1,900万円、費用額787億7,300万円であり、主な経済効果としてはビルのエネルギー使用量抑制1億7,060万円、ビルの水道使用量抑制8,952万2千円となった。