不動産ニュース / 開発・分譲

2003/9/24

スターツ、九州地区の営業を子会社に譲渡

 スターツ(株)は24日、同日開催の取締役会において、九州地区の営業を子会社である「九州スターツ(株)」(福岡市中央区、取締役社長:古川功二氏)に譲渡することを決定したと発表。

 同社は、1989年11月に福岡支店を開設以来、福岡圏内において、積極的な営業活動を行なってきた。しかし、近年の事業環境の激しい変化や、またアジアへの玄関口としての九州地区の発展性を見据え、「地域密着型営業」のさらなる強化が必要であるとの観点から、今回の営業譲渡にいたったもの。2003年8月27日に設立した九州スターツに譲渡することにより、迅速な意志決定や地域特性のある顧客ニーズに対するきめ細かい対応、サービスの向上をめざすとしている。
 今後の予定は、30日に営業譲渡契約書を締結し、10月1日に譲渡の予定。譲渡内容は、九州地区のピタットハウスにおける不動産売買および賃貸の仲介業、同地区における遊休土地活用コンサルティング営業および建築請負業。当該部門の2003年度3月期実績は、年間売上高4,700万円、経常利益400万円、譲渡資産は、1,800万円。譲渡価額は譲渡資産の帳簿価額とし、譲渡日に全額現金で支払われる予定。
 なお、連結子会社に対する譲渡であるため、スターツの業績予想に影響はないものとしている。

 また、同日併せて、株主優待制度の新設を発表した。例年3月31日および9月30日現在持株1,000株以上の株主および実質株主に対して、年に2回優待券を贈呈するというもの。優待内容は、「ピタットハウス」不動産売買および賃貸の仲介手数料割引やハワイのコンドミニアムの宿泊割引など。2003年9月30日現在、株主名簿および実質株主名簿に記載された株主より対象となる。

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